コギンス検査とは
コギンス検査(より正確には酵素結合免疫吸着法(ELISA)と呼ばれる)は、Equine Infectious Anemia(EIA)と呼ばれる潜在的に致命的な病気をスクリーニングする血液検査です。
この病気は「沼地熱」とも呼ばれ、馬やロバ、ラバなど馬科の動物の免疫系を侵すウイルスによって引き起こされます。
急性期には、高熱、貧血、衰弱、下腹部や脚の腫れ、不整脈などの症状が突然現れるのが特徴です。 場合によっては、突然死することもあります。
EIAはどのようにして広がるのですか?
EIAはハエ(ウマバエ、シカバエ、ヤブバエなど)や蚊に刺されることで広がります。ハエはまず感染した馬を刺し、次に近くにいる別の馬を刺します。
感染を防ぐ
だからこそ、定期的な検査によって、感染の可能性のある旅行馬や展示馬を発見することが重要なのです。 EIAに感染した馬のほとんどは、何の症状も示しません。 残念ながら、いったん感染すると、その馬は生涯にわたってウイルスを保持することになります。
輸出入の制限
カナダとアメリカでは、国境を越えて馬を輸出入する際に、「コギンスの陰性証明」が必要とされています。 また、米国の多くの州では、州をまたいで移動する際に、コギンスの陰性検査を義務付けています。 さらに、あなたの馬が競馬場や大半の競技会に参加するためには、日米両国でコギンス検査の陰性化が必要となります。 寄宿舎でも、競技会でも、レクリエーションでも、馬が集まるときには常に最新のコギンス検査を行うことが推奨されています。