あなたは自分のことを目利きだと思っているかもしれません。 少量生産のピクルスや平飼いの穀物、204種類のヨーグルトなどが並ぶ棚を巧みに操る、目利きの自信があるかもしれません。 ジャム、ゼリー、マーマレード、プレザーブ、コンポート、フルーツバター、フルーツスプレッド、チャツネなどが壁一面に並んでいます。 どれもフルーツから作られたスプレッドであるにもかかわらず、なぜこんなにも多くの言葉があるのでしょうか?
Preserve
フルーツと砂糖を均一に混ぜて作るソフトなスプレッドの総称です。
ジャム
砕いたり刻んだりした果物を砂糖と一緒にゲル化するまで(水の沸点より8度高い華氏220度で)煮込んだ保存食のこと。
ゼリー
果汁を使った半透明の保存食です。 果実ではなく果汁を使用するため、ゼリーは最も滑らかで均一な保存食です。
Fruit spread
一般的に、糖分が65%以下のものはFruit spreadと表示されています。
フルーツバター
ピューレ状のフルーツに砂糖やスパイスを加えて作るフルーツバターは、ペクチンではなく天然のフルーツ繊維がボディになっています。
マーマレード
柑橘類の皮を使ったスプレッド状の保存食ですが、にんじんマーマレードのように柑橘類以外の果物の皮を使ったものもあります。
Conserve
ピーチコンサーブにジンジャーとトーストしたクルミを加えたものなど、二次的にハーブや野菜、ナッツなどを加えた保存食のこと。
Compote
フルーツを煮詰めてシロップにした、甘くて香ばしい保存食。
さて、定義はさておき、なぜジャムとゼリー、マーマレードとコンサーブを使い分けるのでしょうか? それは主に、食感、広がりやすさ、そして保存液にどれだけのフルーツの塊を入れたいかという好みによります。 このようにして作られたマーマレードは、日本でも人気があります。
「PB&Jに残るようなものが欲しいなら、ジャムやゼリーが一番です。 “しかし、チーズに添えるものを探しているのであれば、保存食やチャツネ、コンポートの方がより食べやすくなります」
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