タラ、(Gadus属)、ガガイモ科の大型で経済的に重要な海産魚。 北大西洋の両岸に生息する。 冷水性の魚で、沿岸から深海まで、通常は海底にいる。 肉や肝油などの食用に用いられる。 背びれ3つ、肛門びれ2つ、あごびれ1つの黒い斑点のある魚で、色は緑や灰色がかったものから茶色や黒っぽいものまでさまざまだが、くすんだ色や鮮やかな赤のものもある。 通常は11.5kg程度までの重さで捕獲されるが、最大で体長1.8m以上、体重91kg以上になることもある。
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北太平洋に生息するタラの一種であるG. macrocephalusは、大西洋に生息するタラと非常によく似た姿をしています。 日本では「たら」と呼ばれ、食用と肝油用に漁獲されています。 大西洋のタラよりも小さく、体長は最大で約75cmになり、褐色の斑点と白い側線が特徴です。