ビタミンB-6の過剰摂取は危険なのか?

ビタミンB-6を大量に摂取すると、神経障害や皮膚病を引き起こしたり、股関節骨折のリスクを高めたりするなどの悪影響があります。 仮に、1日あたりの摂取目安量(DV)の2,000%(成人の場合は2mg)のビタミンB-6が含まれているとすると、40mgのビタミンB-6が含まれていることになります。 この量だけでは、成人の耐容上限量を超えることはありませんが、食品や他のサプリメントから摂取する1日の総量を考慮することが重要です。 さらに、B-6が不足していないのに、これほど大量のB-6を摂取することを支持する確かな証拠はないようです。
ある臨床研究では、ビタミンB群の一部として25mgのB-6を毎日摂取すると、心臓発作、脳卒中、腎臓病の進行した糖尿病患者の死亡リスクが高まることが示されました。
また、高用量のビタミンB-6を摂取すると、肺がん、直腸がん、上咽頭がんなど様々な種類のがんのリスクを高めたり、進行を悪化させたりすることが示されました。
また、特定の薬を服用している人は、サプリメントからのB-6の摂取を制限する必要があることにも注意してください。
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