記録されている世界最大の連続したアリのコロニーは、北イタリアから南フランスを経てスペインの大西洋岸までの6,000キロに及び、約80年前にヨーロッパに導入されたアルゼンチンアリの一種(Linepithema humile)で構成されています。
このアリは、コロニーの反対側から来てもお互いを認識する能力を持っています。
この「スーパーコロニー」の発見は、スイス、フランス、デンマークの科学者が行った研究の成果であり、その研究結果は米国科学アカデミー紀要に掲載されました。 行動観察と遺伝子の比較から、関連するアルゼンチンアリは、ヨーロッパだけでなく、オーストラリア、ニュージーランド、日本、ハワイ、アメリカのカリフォルニアにも生息していることがわかりました。
この種の働きアリは、体長が2〜3ミリもあります。