抜歯後2~3日経っても激しい痛みがない場合は、白い組織が出ていても心配はありません。 痛みがある場合は、感染症やドライソケットを発症している可能性があります。
顆粒組織
歯を抜いた後、体は自然治癒プロセスを開始します。
抜歯してから24時間以内に、出血を止めるためにソケットに血栓が形成されます。 血栓が形成されると、体は傷口を覆うために肉芽組織を作り始めます。
あなたがすべきこと
肉芽組織の形成は、抜歯窩が適切に治癒していることを示すサインです。
手術用パック材
歯を抜いた後、歯科医師は出血を抑えるためにガーゼを抜歯部位に当てます。
あなたがすべきこと
ガーゼが痛みを伴わなければ、そのままにしておいても大丈夫です。
ドライソケット
ドライソケットは歯を抜いたときの最も一般的な合併症です。 歯を抜いた人の約1~5%がドライソケットになると言われています。
ドライソケットが発生すると、骨や神経が露出します。
ドライソケットの症状には以下のようなものがあります。
- 歯を抜いた数日後に激痛が走る
- ソケットから耳、目、こめかみに向かって痛みが走る
- 歯を抜いた数日後に激痛が走る。
- 歯を抜いた数日後の激しい痛み
- ソケットから耳や目、こめかみにまで広がる痛み
- 血栓の消失
- 口臭
- 口の中の不快な味
あなたがすべきこと
ドライソケットかもしれないと思ったら、すぐに歯科医師や口腔外科医に連絡してください。 ドライソケットの特徴的な症状は、手術の数日後に激しい痛みが生じることです。
食べかす
口の中の白い点は、食後に残った食べかすの破片かもしれません。
あなたがすべきこと
手術から少なくとも24時間が経過したら、塩水で口をすすぎ、食べかすを取り除くことができます。
感染
場合によっては、抜歯後に白や黄色の膿が出てくることがあります。 膿は感染症の兆候です。
- 最初の2、3日を過ぎても腫れが続いている
- 痛みが悪化している
- 発熱
- 口の中が不味い
- 出血が24時間以上続いている
どうすればいいのか
感染症かもしれないと思ったら、すぐに歯科医に診てもらいましょう。 歯科医は感染症の有無を確認し、抗生物質を処方することができます。