質問:「神の約束が私にとってどのようなものか、どうやって知ることができますか?」
回答:聖書には文字通り何百もの神の約束があります。 どの約束が自分に当てはまるのか、どの約束を主張できるのか、どうやって知ることができますか? つまり、一般的な約束と具体的な約束をどのように見分けることができるかということです。 一般的な約束とは、聖霊がすべての時代のすべての信者に与えるものです。
一般的な約束の例としては、第一ヨハネ1:9「もし私たちが自分の罪を告白するなら、神は忠実で正しい方ですから、私たちの罪を赦し、すべての不義から私たちを清めてくださいます」があります。 この約束は、神の赦しの性質に基づいており、どこにいるすべての信者が利用できるものです。 一般的な約束のもう一つの例は、ピリピ人への手紙4章7節、”そして、すべての理解を超えた神の平和が、キリスト・イエスによって、あなたがたの心と思いを保つでしょう。” です。 この約束は、心配せずに自分の願いを神に届けるすべての信者に与えられています(ピリピ4:6)。
具体的な約束とは、特定の人に特定の時になされるものです。 通常、約束の文脈から、受取人が誰であるかが明確になっています。 例えば、第一列王9:5の約束は、「私は、イスラエルの上にあなたの王国の王座を永遠に確立する…」という非常に具体的なものです。 前後の節を見ると、神はソロモン王だけに語っていることがわかります。
ルカ2:35には、もう一つの具体的な約束があります。「あなたの魂…. を貫く剣がある」です。 この預言・約束はマリアに宛てられ、彼女が生きている間に成就しました。 特定の約束がすべての信者に向けられているわけではありませんが、聖霊は特定の約束を使って、神の子どもたちを導き、励ますことができます。 例えば、イザヤ書54章10節の約束は、イスラエルを念頭に置いて書かれたものですが、聖霊はこの言葉を用いて、今日の多くのクリスチャンを慰めています。
使徒パウロは、異邦人に福音を伝えるように導かれながら、イザヤ書の約束を確認しました。 イザヤの約束は本来メシアのためのものでしたが、パウロはその中に自分の人生に対する主の導きを見出しました。 私たちは、聖書に書かれている神の約束の一つを主張するとき、次のような原則を心に留めておく必要があります。
1) 神の約束はしばしば条件付きです。 このようにして、私たちは神の御心に従い、神を信頼することができるようになるのです。
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