Fête Nationale du Québec(フランス語で「ケベックの祝日」)は、Saint-Jean-Baptiste Dayとも呼ばれ、カナダ・ケベック州の公式祝日です。 6月24日は夏至の日で、フランス系カナダ人の守護聖人であるジャン・バティスト(洗礼者ヨハネ)を称える日です。
ケベック人は、前夜から焚き火をしたり、ダンスをしたり、伝統的な民謡を歌ったりして、この日のお祝いを始めます。 祝日の朝には、主要都市でパレードが行われます。 通常、祝日にはローマ・カトリックのミサが行われ、その後、地元や国内外のアーティストによるポピュラー音楽のコンサートが開催されます。
1636年、フランス系カナダ人は、夏至を祝うために篝火を焚いていた古代ガリアの伝統を復活させました。 この異教的な行事は、やがてフランス系カナダ人の全国的な協会である「サン=ジャン=バティスト協会」が主導する、洗礼者ヨハネの祝日を祝う行事と結びつきました。 この協会は、1834年にSaint-Jean-Baptiste Associationという名前で設立されました(1914年に現代の形に変更)。 1977年には、当時のケベック州首相ルネ・ルベック氏が、この日をケベック州の国民の祝日として公式に認めました。