長期借入金の定義
会計上、長期借入金とは、一般的に貸借対照表日から1年以内に返済期限が到来しない企業の借入金などの負債を指します。
長期借入金の例
ある会社が、元本残高20万ドルで月々の支払いが120回残っている住宅ローンを組んでいるとします。 今後12ヶ月間に支払うべきローンの支払いには、元金の支払い12,000ドルが含まれています。 200,000ドルの負債は、会社の貸借対照表上で以下のように報告する必要があります。
- 188,000ドルを長期負債または固定負債(住宅ローンの固定部分など)として計上
- 12,000ドルを流動負債(住宅ローンの1年部分など)として計上
財務比率などで「負債」という言葉が使われる場合、車両ローン、社債、キャピタルリース債務、年金およびその他の退職後給付債務、繰延税金などが挙げられます。
1年以内に返済期限が来る長期借入金の中には、会社が借入金の借り換えを意図していて、運転資本を減らすことなく12ヶ月以内に借り換えが完了することを証明できるものがあれば、固定負債として計上し続けることができます
。