4月に入ると、日本のほとんどの地域で春の花が咲き乱れます。 4月の誕生花は、元気でカラフルなデイジーです。
デイジーはヒマワリの近縁種で、シャスタデイジー、アフリカンデイジー、ガーベラデイジーの3つの品種が最も人気があります。 シャスタは雪のように白い花びらと鮮やかな黄色の中心を持ち、切り花に最適です。
ガーベラ・デイジー(またはガーベラ)は最も人気のあるデイジーで、その大きな花はピンク、白、黄色、オレンジ、クリーム、赤、バイオレットなど、虹のように明るい色で見ることができます。
デイジーの歴史
ガーベラ・デイジー(gerbera jamesonii)は、1884年にスコットランド人のロバート・ジェイムソンによって南アフリカのバーバートン近郊で発見されました。 1890年にイギリスで始まった品種改良により、花の質や色が向上し、園芸家や花束を贈る人たちに愛されるようになりました。
「デイジー」という名前は、夜になると花頭が閉じて、朝になると再び開くことから、「day’s eye」が変化したものだと言われています。
色彩と象徴
優しいデイジーには、無邪気さ、素朴さ、喜び、幸福、幸運、新しい始まりなど、さまざまな意味が込められています。 ビクトリア朝時代には、デイジーは忠誠と信頼を表していました。 また、ローマ神話には、ベリデスという名のニンフが、神々の目から逃れるためにデイジーに姿を変えたという話があります。 この話から、デイジーには謙虚さや無邪気さといった意味が加わりました。
ヒナギクのおもしろい事実
- ヒナギクは、中世の絵画では草原(「花の小道」)に描かれることが多い。
- ヒナギクの歴史は4,000年以上といわれています。
- クレタ島のミノア宮殿の発掘で、ヒナギクをあしらったヘアピンが発見されました。
- ヒナギクで装飾されたエジプトの陶器は、古代にさかのぼります。
- ヒナギクは雷を遠ざけると信じられていたため、室内で栽培されることが多かったようです。
- ヒナギクはイギリスでは「bruisewort」としても知られていますが、これはヒナギクの葉を砕いたものが、打撲やひび割れした肌を癒す効果があるためです。
- デイジーの葉は食べることができ、サラダに加えると美味しいです。
4月の雨は5月の花をもたらすかもしれませんが、4月生まれの人にとっては嬉しいことに、楽しいデイジーももたらしてくれます。