Posted on March 7th, 2016

多くの人は、歯と副鼻腔の密接な関係を認識していません。 私たちは、歯や口を全身の健康から切り離して考えがちですが、口と体のつながりは、全身の健康にも大きな影響を与えます。

上顎洞は、顔の頬骨の裏側にある空洞です。 この空洞は鼻とつながっており、粘膜で覆われています。 多くの人は、なぜ顔の中にこのような空洞があるのかと考えます。 実際のところはよくわかりませんが、もし顔が骨でできていたらどれだけ重くなるかを考えてみるとよいでしょう。

上顎洞の底部には、上顎の奥歯の根元があります。

上顎洞の底部には奥歯の根っこがありますが、多くの場合、副鼻腔は歯の神経と副鼻腔の膜を隔てる薄い骨の層だけで歯の根っこを包み込んでいます。

副鼻腔圧迫や副鼻腔感染が起こると、副鼻腔膜の炎症や副鼻腔内の液体による圧力が、上の歯の感覚をつかさどる神経を圧迫します。

不必要な根管治療をして、治療後に痛みが残るのは誰も望まないことです。

不必要な根管治療をして、治療後に痛みが残ることを望む人はいません。すべての歯科の教科書には、副鼻腔炎の痛みを止めるために誤った試みで5つの根管治療を行った「昔の」歯科の写真がいくつか載っています。 現代の歯科医療では、副鼻腔に関連する痛みなのか、歯に関連する痛みなのかを判断するためのテストがあり、それに応じた治療が行われます。 虫歯や外傷で歯が死んでしまうと、感染症が膿んでしまいます。 歯槽膿漏とは、歯根の先端に長期間にわたって感染が続くもので、気づかないことがよくあります。 感染症は、膿を出し、それが排出される場所を見つけるまで、圧力を蓄積します。

副鼻腔につながった歯槽膿漏による副鼻腔の問題は、常に鼻水が出る、片側の副鼻腔が詰まる、片側の目が充血する、鼻の中にカビや金属のような臭いや味がする、など多岐にわたります。 歯医者ではなく内科に行くと、副鼻腔の薬や抗生物質を処方されることが多いです。 これらは一時的に症状を改善しますが、副鼻腔のトラブルの原因を解決するものではありません。

このような場合、適切な治療は、歯を特定し、根管治療か抜歯を行うことです。 驚くべきことに、上顎の歯を治療した後、何年かぶりに副鼻腔がきれいになったと言ってくれる患者さんが何人もいます。 この2つの問題は無関係だと思っていたので、歯科医にもそのことを伝えていなかったのです。

歯だけでなく、体全体を治療する現代の歯科医療は、過去の過ちを避け、全身の健康を向上させるのに役立ちます。

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